臨床検査室

臨床検査室のご案内

血液、尿、心電図、脳波、エコーなどの検査を行う部門が臨床検査室です。
現在4名の臨床検査技師が働いています。臨床検査技師の名前の由来は、床に臨んで検査をする技師、つまり病気で床に臥せている人に寄り添って検査をするという意味です。私たちは常に患者さんを自分の家族のように思いやり、接することを心掛けています。

高精度の検査・機器

血液化学検査は特殊な検査を除き、大部分の検査項目が血液を採取してから30分少々で結果報告可能です。さらに外部精度管理にも積極的に参加して高い評価を得ています。スピードだけでなく精度の高い検査を実現しています。
エコー検査は日本超音波医学会認定の超音波検査士取得者3名が検査にあたっています。質の高いエコー検査を提供しています。

おもな実施対応検査と機器

検体検査

自動分析器：Roche社cobasｃ501

肝機能（AST、ALT、ɤ-GTなど）、腎機能（尿素窒素、クレアチニンなど）、脂質（コレステロール、中性脂肪など）、糖尿病（血糖、ヘモグロビンA1cなど）、貧血（血清鉄、フェリチン）などを測定する分析器です。

自動分析器：Roche社 cobas e 411

甲状腺ホルモン、肝炎ウイルス（C型肝炎ウイルス抗体精密、B型肝炎ウイルス抗原精密）、心不全マーカー（NT-proBNP）などを測定する分析器です。

自動血球算定器：sysmex社 XN-1000

血球算定（赤血球数、ヘモグロビンなど）、白血球像（好中球数、リンパ球数など）、網状赤血球などを測定する血球算定器です。

その他、尿一般定性・沈査（尿糖、尿蛋白など）、迅速テスト（インフルエンザウイルス、ノロウイルス、A群溶連菌、肺炎球菌など）、便潜血などの検体検査も当院で実施しています。

生体検査（生理学的検査）

心電図・血圧脈波計

フクダ電子製：VaSera VS-1500
通常の心電図の他、血圧と脈波を測り血管年齢が導き出されます。

デジタル脳波計

フクダ電子製：natus cometPLUS
主に脳の機能やてんかんを調べます。

超音波診断装置

日立アロカ製 ARIETTA 60
腹部（肝臓、胆のう、すい臓、脾臓、腎臓）・心臓・頸動脈・乳腺・甲状腺・下肢静脈・肩関節などをエコー（超音波）で調べ各臓器の癌や炎症、機能障害などが早期に発見出来ます。

その他、眼底カメラ（動脈硬化の検査です）、肺機能検査（スパイロメータ：フクダ電子製 Spiro Sift SP-370COPD肺Per）：肺活量測定、健康診断における視力・聴力検査（RION製オージオメータAA-57）なども行っています。