精神科病棟

282床中56床のベッドを持つ閉鎖病棟です。
閉鎖病棟というと一般的に重く暗いイメージを持つ方が多いかも知れませんが、実際、マザー病棟で多くの患者さまに接してみると、そのイメージは大きく変わることでしょう。
閉ざされた環境が必要な患者さまと看護者が一緒になって、家庭的な雰囲気の中、思いやりあって安心して治療に専念出来るよう努力しています。

認知症や統合失調症の慢性期の患者様が多く入院している閉鎖病棟です。患者様の平均年齢も高く、体の不自由な方が多いため，身体的な介助や看護を提供させていただく病棟になっています。
地域包括支援の方々と協力し、ご自宅や施設への入所を目指してまいります。

病床数64床の男女混合で、アルコール依存症の男性患者様と、精神疾患（男女）の患者様が入院する開放病棟です。アルコールプログラムにて、他の患者様の体験等を伺う機会を持ち、仲間の力を得ることや、必要な薬物治療を行い、依存症から回復する為の看護、援助を致しております。
様々な疾患を持つ患者様１人１人と向き合い、主治医、ケースワーカー、看護師、患者様とその家族を含めチームで今後の方向性を話し合い、訪問看護の導入やグループホームの入居の検討など、より良い退院後の環境を考えております。また、看護学生の受け入れ、指導も行っております。

ライフ病棟は閉鎖病棟ですが任意入院で入っている方も多く、患者さまによっては自由に出入りができる、半閉鎖病棟です。
以前は男性のアルコール依存の患者様が多く入院されていましたが、現在は精神疾患の患者様も多く入院されています。
比較的入院期間の長い患者様が多いため、患者さまのニーズに沿った環境を目指し看護にあたっています。